【更新停止】我孫子中バンド公式ブログ 活動日誌【更新停止】
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お久しぶりです、管理人のこじろぅです。ハンドルネームをしようすることにいたしました。記事を投稿前に間違えて消してしまい、書き直していますので文が少し足りなかったらすみません。
今日は我孫子中学校吹奏楽部のミニコンサートを聴いた後、猛スピードで我孫子市民会館に向かいました。というのも、前の記事にもありますが、今日は室内合奏団クレメンティアの第3回演奏会があったからです。
前から言われてました通り、ゲルハルト・ボッセさんは本当に素晴らしい方でした。1つ1つの曲、いや、1つ1つのフレーズに対して、繊細かつ今までの音楽経験が滲みでているような指揮でした。決して激しい動きがあるわけでもありません。ただ、そっと指揮を振っていらっしゃるかのようにすら見えますが、それはずっと指揮を見て音楽を聴いていると違うということ気づきました。それは生で体験しなければわからないようなことです。この記事にどんな言葉を並べたとしても表現できません。音楽や指揮とはそういうものなのでしょう。演奏会が終わった後、クレメンティア友の会の会員・サポーター・スタッフの方で集まった時、ボッセさんは素晴らしいスピーチをして下さいました。(要約します)
「私は良くCDを聴くほうです。しかし、生の音楽の方が良いです。それは、CDの場合、演奏者はどこに向かって演奏すると思いますか?マイクロフォンです。基本的に録音ですから。
しかし、演奏会はどうでしょうか。演奏会の場合、演奏者の前にいるのは聴衆です。それも、今日のような私たちの音楽を真剣に受け止めてくださる、素晴らしい聴衆です。私たちは当然、聴衆に対して素晴らしい音楽を届けようとします。すると、聴衆から何かが演奏に対して返ってくるのです。そう、何か電波のような、エネルギー、エネルギッシュな物が演奏者に伝わるのです。私はそれがとても嬉しいです。
これが、CDと生の演奏会で聴く音楽との違いなのです。」
そうマイクを片手に語るボッセさんは、指揮を振っている時の眼差しと同じ熱い思いで語っていました。
「先ほど、ここのホール(我孫子市民会館大ホール)を取り壊すと聴き、少し残念です。しかし、もっと良いホールを作るのだと聴き、とても期待しています。ただ、取り壊す時と、新しいホールができる時の間に大きな空白を作らないで下さい。
私が長い間指揮を振りましたゲヴァント・ハウスも戦争で焼かれてから80年代に入って建てられるまで、長い空白がありました。それまでは、市内のあちこちのホールを転々として演奏していたわけです。決して完全とは言えないホールで。当初、新しいゲヴァント・ハウスは多目的ホールにする予定でした。市長はそれに猛反対しました。他目的ホールでは決して完全なホールは完成しません。音楽のための、完全な、後から何かつるしたりとか、音響の微調整をして付け足そう、ではなく、最初から完全なホールを作って下さいとお願いしました。さらに、音楽用の完全なホールでないなら、ゲヴァント・ハウスの名を使わないでくれと、言いました。
今ではゲヴァント・ハウスは素晴らしい音響のホールとなりました。
どうか、我孫子市で作るホールは皆さん音楽家の声や聴衆の声を建築家、音響専門者に対してぶつけ、妥協の無い、完全なホールを作り上げてください。」
ボッセさんはコンサート・ホールについても、熱くこう語り、福嶋我孫子市長も、市民の熱い期待に答えたい、という思いを感じさせてくれました。
今日の演奏会の片付けに、聴きにきた我孫子中学校吹奏楽部の部員と、卒業生が手伝いました。こういう経験も、大切だと思います。
今日は本当に素晴らしい演奏会、そしてたくさんの貴重な経験やスピーチを頂くことができました。
管理人:こじろぅ
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私たち我孫子中吹奏楽部は地域の皆様に生の音楽を味わってもらい、音楽の輪を広げていくということを目標に活動しています。曲のジャンルも幅広く、クラシックからラテン、ジャズ、ポップスとたくさんのレパートリーがあります。また我が部には少年少女白樺合唱団(通称:SNAP)というグループがあり、曲によって歌ったり、踊ったり毎回楽しいステージをお送りしています
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